【十五屋】創業100年目前、かりんとう一筋。工場直売のかりんとうを味わう。|大田区 大森

十五屋 アイキャッチ画像 大田区
大田区

こんにちは。『ぽかぽか まわり道』を運営しているぺろみ (@pokapoka_peromi) です。

皆様は大森の住宅街の中でひっそりと営業を続ける、かりんとう専門店があるのをご存じでしょうか?

創業100年目前。長い歴史を持つ【十五屋】さんでは、工場直売の美味しいかりんとうを購入することができます。

今回は【十五屋】さんのかりんとうの魅力を、小さな物語を添えてお届けします。

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エッセイ

かりんとうというものは、なんと罪な食べものなのだろう。

あの、後を引くねっとりとした甘さ。サクッとしていて次々と口に放りたくなる食感。そして片手で気軽に食べられて、あまり手が汚れないフォルム。

ついつい食べ過ぎてしまって、成分表に表示されているカロリーを見て「えっ!だめだ!これは太る!」となるところまでが、だいたいワンセット。

子供のころはそうでもなかったのに、いつの間にか、かりんとうの魅力に取りつかれてしまった。

「最近、かりんとうへの愛が増して仕方ないんですよね。」

そんなことを飲みの席で、食において(もちろんそれ以外でも)、信頼の置ける知人に漏らした。

かりんとうなら、近くに古くからある美味しいお店があるよ。と紹介してくれたのが〔十五屋〕だった。

大森への用事があった帰りに、〔十五屋〕のことを思い出して寄ってみることにした。

場所は住宅街の中。こんなところに本当に存在するのだろうか。と心配を抱えながら歩いていると、茶色の年季の入った旗に『かりんとう』の文字が書かれているのが目に入った。

恐る恐る覗いてみると、工場の軒先に数種類のかりんとうが並べられている。

見ていると工場から店主さんが現れて、商品の説明をしてくれた。愛おしい我が子のように丁寧に紹介してくれる姿にほっこり。

この日はオーソドックスなかりんとうを2種類いただくことにした。

「入りにくいお店だったでしょう?うちは勇気のある人しか入って来られないんだよ。基本は土日がお休みです。あとは疲れちゃったらお休みしてるからね。」

そんなことを笑い交じりに話してくれた。食べる前から心が和んで、ここに来てよかったと思った。

こんなに素敵でかわいらしい人が作っているのだから美味しいに決まっている。

食べる前から、かりんとうを食べた時に広がる、じんわりとしたあの甘さが心に広がっていくのを感じた。

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〔十五屋〕について

十五屋 暖簾

東京都大田区、大森に古くからあるかりんとう専門店です。

創業はなんと大正15年。今年(2024年)で、創業98年になる歴史のあるかりんとう屋さんです。

ここまでずっと、かりんとう一筋。貫く姿に脱帽してしまいます。

それでは和スイーツの人気者、かりんとうを作り続ける十五屋の魅力に迫っていきましょう。

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〔十五屋〕アクセス・外観

十五屋 店舗外観

最寄り駅は、京浜東北線の大森駅。

東口を出て徒歩10分ほどで到着します。

大森北のマクドナルドとすき家の間を入っていき住宅街を進むと『かりんとう』の文字を掲げ、はためく暖簾が見えてきますので、それが目印。

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〔十五屋〕商品

いくつかの種類のかりんとうが軒先に並べられています。

十五屋 商品1
十五屋 商品2
十五夜 商品3

値段はシンプルで、大きな袋のものが350円

小さな袋のものが250円

大きな袋のものは、3つまとめて購入すると1000円になります。

今回はベーシックな黒糖の大黒かりんとうと、白砂糖をまとった雪ごろも白かりんとうをいただいてきました。

十五屋 かりんとう 購入品

大黒かりん糖

十五屋 かりんとう お皿に出す

黒糖の艶やかさが伝わるでしょうか…?

どっしりした見た目のかりんとう。食べ応えが抜群!!

黒糖のコーティングが厚くて、中にも甘味が染み込んでいます。コクがあり黒糖の風味が良いです。

しっかりとした噛み応えがあるので、噛みしめるたびに口の中でゆっくりと広がっていく黒糖のやわらかい甘さがたまりません。

一つ一つがずっしりとしているので、数個食べるだけで満足感があります。

固さもあって、甘味が強い、とても筆者好みのかりんとうでした。

雪ごろも白かりん糖

こちらは白砂糖をまとったかりんとうです。

コロンとした一口サイズの見た目がかわいい子です。

本当に雪化粧をしているかのように、たっぷりのお砂糖がついています。

一口でぱくっといくと、口の中でじんわりと濃厚であま~い砂糖が溶けだしていき、疲れた身体に染みわたる。

砂糖のこっくりした感じと小麦の感じが、噛みしめるたびによくわかります。やっぱり素材がいいのかしら。

しっとりとした食感も魅力的です。

店主さんから教えていただいたのですが、白いかりんとうは、関西の方への人気が高いようです!

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〔十五屋〕店舗詳細

住所:〒143-0016 東京都大田区大森北3丁目4-16

営業時間:10:00~18:00

定休日:土曜、日曜、その他不定休

電話番号:03-3761-5153

支払い:現金のみ

大森にある、老舗の工場直売のかりんとう専門店。

かりんとうが絶品なのはもちろんですが、店主さんの温かさも素敵なお店でした。

今回は購入しなかったピーナッツのかりんとうや、サツマイモのかりんとうも気になったので、次回はそちらも購入してみようと思います!

また後日レビュー更新しますね!

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今日のまわり道

いつも見てくださっている方は、いつもより写真の画質が粗いことにお気づきになりましたか…?

実はこの日、いつもの一眼レフを忘れてしまった上にiPhoneが故障してしまい、10年前に発売されたデジカメで写真を撮ってみました。

やはり、画素数に関しては新しいものに勝ることはないのですが、これはこれで楽しくて良いものだなぁ。と思いました。

コンデジ 蒲田駅前
コンデジ 蒲田 看板

今はスマートフォンのカメラ性能も向上して、なかなか昔のカメラで写真を撮る機会も減ってきたことかと思いますが、引っ張り出してみると意外と楽しいかもしれません。

皆様も、ぜひ昔の相棒を片手にお散歩してみませんか?

本日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

皆様にとって今日という一日が素敵なものになりますように。

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