こんにちは。『ぽかぽか まわり道』のぺろみ (@pokapoka_peromi) です。
皆さまは日本で一番売れている駅弁って、どこの駅弁かご存知ですか?
答えは、シウマイでお馴染みの「崎陽軒」!
先日、3ヶ月先まで予約が取れない大人気の崎陽軒の工場見学に行ってきました!
こちらの記事では感想やレポなどと合わせて、予約のコツや見どころなどをご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
▼こちらの記事がオススメの人
・崎陽軒の工場見学に行こうか悩んでいる人
・崎陽軒の工場見学の内容を知りたい人
・予約の方法やコツなどを知りたい人
崎陽軒 工場見学の概要


【所在地】横浜市都筑区川向町675番1号 |
【開催日】火・水・金・土曜日 ※毎月の月末と年末年始を除く |
【開催時間】9:00/10:30/12:30 /14:00 |
【見学時間】約90分 |
【見学方法】公式サイトから事前予約。完全予約制。 |
【予約受付開始日】見学希望日の同日3ヶ月前 |
【見学費用】無料 |
駅弁界で日本一の販売数を誇る崎陽軒。
この横浜工場では、毎日80万個のシウマイが作られています。

積み上げると富士山5個分の高さになるらしいです…!
アクセス方法

公共交通機関で行くには
工場の最寄り駅はJR横浜線の「小机駅」。
しかし最寄り駅からは少々距離があり、歩くと約20分かかります。
道のアップダウンもあるので、路線バスを利用するのがおすすめです。
バスは「新横浜駅」および「新羽駅」から乗車することができます。
①「新羽駅」より「新開橋」で下車
②「新横浜駅」より「港北インター」で下車
車で行くには 駐車場はある?
車での来場も可能です。
その際、駐車場は事前予約の必要があります。(各回4台まで)
駐車場の利用を希望する場合は、見学予約時に来場方法を選択する項目がありますので、そこから予約が可能です。
いよいよ工場見学スタート!
まず玄関で靴からスリッパに履き替え、受付で名前の確認をしてから待合所に案内されます。
3つのグループに分かれて見学するとのことで、色別のシールをもらいました。
見学中は見える場所にこのシールを貼っておきます。↓


待っている間は記念ボードと撮影したり、お弁当を模したパズルで遊んだりすることができました。
時間になったらいよいよ見学スタートです!
崎陽軒の歴史を学ぶVTR→ひょうちゃんの紹介→昔ながらのシウマイの製造ライン見学→駅弁・崎陽軒の弁当紹介のVTR→弁当製造ライン見学→試食タイム
歴史を学び 製造ラインを見学
VTRを見て崎陽軒の歴史を学んだあとは、崎陽軒のシウマイには欠かせないしょう油入れのひょうちゃんの紹介です。
ここでは歴代のひょうちゃんを見ることができました。


いや、本当にすごい数です。
マイナーチェンジを繰り返していて、今は3代目なんだとか。

企業とコラボしていたり、60周年の時は還暦の赤いちゃんちゃんこを着ていたりと、様々な表情を見せてくれています。
個人的にかわいいなと思ったのが、横浜八景島シーパラダイスとコラボしたものと、ミスタードーナツのオサムグッズでよく知られている、原田治さんデザインの2代目ひょうちゃんたち。


しょう油入れだけで、こんなにもワクワクした気持ちにさせてくれる崎陽軒さん、すごい!
ちなみにこの記事 執筆時の2025年は、ひょうちゃん70周年なんだそうです。
限定の黄金カラーのひょうちゃんがレアで入っているみたいですよ。
当たった方はぜひコメントで教えてくださいね♪
豆知識もたくさん教えてもらいました
ガイドさんが付き添って色々な歴史やトリビアを教えてくれるのですが、これが本当におもしろかったので、ぜひ聞き逃すことなくお楽しみください!

↑崎陽軒のはじまりは小さな雑貨屋でした。今となっては駅弁が名物ですよね。

駅弁も昔は今と違って駅のホームから車内のお客さんに向けて窓越しに販売していたんだそうです。
この女性の売り子たちは「シウマイ娘」と呼ばれていて、後に映画化されるほどの人気に。
このシウマイ娘のおかげで、崎陽軒の知名度やシウマイの売り上げも大きく伸びていったんだとか。
ちなみに、シウマイ娘になれるのは身長が158センチ以上ある人のみだったそうです。
じゃないと、窓越しに販売できないですもんね。

シウマイ娘の歴代衣装の展示もありました。
どれも可愛い…!
ちなみに崎陽軒シウマイがなぜ「しゅうまい」じゃないのか。
これにも理由があって、初代社長の野並茂吉さんは栃木県出身。発音に訛りがあってしゅうまいのことを「シウマイ」と呼んでいたからなんだそうです。

この野並社長のバイタリティーもなかなか素晴らしいんです。
横浜駅に名物がなかった当時「ないなら作ればいい!」とシウマイを名物にするために一心発起。
宣伝のために、飛行機を使って無料券付きのビラをばら撒いたりと、なかなか常人では考えつかないようなことをしています。
この社長のおかげで、今や崎陽軒のシウマイは横浜の大きな名物となりました。


こんな風に、崎陽軒の知られざる知識をガイドさんがたくさん教えてくれます!
崎陽軒への愛が深まること間違いなしですよ!
最後はおまちかねの試食タイム
工場内をひと通り回ったら最後はお待ちかねの試食タイムです。


試食の内容は、昔ながらのシウマイ・特製シウマイ・筍煮・ひょうちゃんサブレです。

ひょうちゃんのしょう油入れを一ついただくことができます。
お弁当と同じく、開けるまでデザインはお楽しみ!
今回は70周年デザインのひょうちゃんをいただくことができました。

昔ながらのシウマイは、これぞ崎陽軒の味!
特製シウマイは初めていただいたのですが、具材の量が増える分味が濃くてジューシー感もアップしていました。

ひょうちゃんサブレは食べきれなかったらお持ち帰りすることも可能です。
金ゴマが入った、優しい味わいのサブレでした!
※はちみつを使用しているので乳児には与えないようにしましょう

試食室では、実際に工場で働く方が使用している手洗いマシーンを体験することができたり、電車を模したフォトスポットで写真撮影をすることもできます!
フォトスポットには自由に使用できる小物も多く用意されていました。
見学の記念にぜひ撮影してみてください!

↑お弁当のクッションが可愛くて一緒にパチリ
オリジナルグッズや定番商品を買えるミュージアムショップ

工場内にはミュージアムショップがあります。
電車を模した外観になっているのが可愛い!
こちらは予約なしで入ることができます。
工場見学実施日に営業しています。
お馴染みの商品から、かわいいオリジナルグッズまで


シウマイ弁当やシウマイまん、真空パックのシウマイなどのお馴染みの崎陽軒商品を購入することができます。
その他、かわいいオリジナルグッズも多数!




↓試食の時に使ったお皿もこちらで購入が可能です。

アツアツのメニューを召し上がれ

ミュージアムショップでは、できたてのアツアツメニューをいただくことができます。
こちらのメニューはイートインのみでの提供です。

↑イートインスペースは電車の座席のようになっていて、駅弁を食べている気分を味わうことができます。
モニターはタッチパネルになっていて、崎陽軒のことを楽しく学べるようになっているみたいなのですが、この日は稼働していませんでした。
せっかくなのでシウマイまんを食べてみることに。

ひょうちゃんの焼き印が入った一口サイズの肉まんのような感じです。
皮のやさしい甘味がけっこう好みでした!おやつにもピッタリです。

おしぼりもここのオリジナル。

ミュージアムショップ内にかわいいミニチュアがあって気になっていたのですが、入り口にガチャガチャがあり、そこで購入することができました!

工場見学の思い出に回したくなりますね♪
ちなみにミュージアムショップ内で使用できる支払い方法はこんな感じです↓

見学と合わせて、こちらのショップに立ち寄るのも忘れずに!
予約のコツなどの紹介

予約方法
工場見学の予約は、崎陽軒の公式予約サイトから行います。
予約は、3ヵ月前の同日 午前0時より開始します。
崎陽軒の工場見学はとても人気で予約を取ることが難しいことでも有名です。
コツは0時ぴったりにアクセスすること!
これでほぼ確実に予約を取ることができます。
また、キャンセルで予約枠が空くこともあるので、こまめにサイトにアクセスしてキャンセルを拾うのもおすすめです。
予約の確認をするには?
予約が確定するとメールが送られてきます。
そこに「予約番号」「確認コード」が記載されているので、その番号およびコードを確認ページに入力することで確認が可能です。
キャンセルの仕方
予約確定時に送られてくるメールの確認ページからキャンセルをすることが可能です。
また、電話でキャンセルをすることもできます。
私は、メールを紛失してしまいキャンセルをweb上からすることができなくなってしまったので崎陽軒に電話をしてキャンセルをした経験があります。
その際、予約番号や確認コードなども共に紛失してしまったのですが、名前と電話番号を伝えてキャンセルすることができました。
悩んだ時は、電話をすることをオススメします!
感想:一度は足を運びたい!おすすめ工場見学

長い間、多くの方に愛される崎陽軒。
特に首都圏の方にとっては、馴染み深い存在ですよね。
そんな身近にあって当たり前の企業の裏側を知ると、その企業への愛が増すこと間違いなしです!
お子様の自由研究にもおすすめの、充実した内容になっていました。
皆様もぜひ崎陽軒の工場見学に足を運んでみてください!
【崎陽軒 横浜工場】
住所:神奈川県横浜市都筑区川向町675-1
アクセス:JR横浜線「小机駅」から徒歩20分。「新横浜駅」よりバス約10分+徒歩5分。
見学料金:無料
公式HP:https://kiyoken.com/factory/
■マップ
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今日という日があなたにとって素敵な一日になりますように。
また次回の更新でお会いできると嬉しいです!
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