【池田屋】久寿餅御三家のひとつ|黒みつをたっぷりかけた久寿餅は絶品|大田区 池上

池田屋 アイキャッチ 大田区で散歩
大田区で散歩池上・馬込エリア
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こんにちは。『ぽかぽか まわり道』のぺろみ (@pokapoka_peromi) です。

ちょっと都会の喧騒に疲れてしまった時、私はいつも池上へと足を運んでいます。
池上でおやつを食べると言えばやはり久寿餅。
今回は池上にある久寿餅御三家とも呼ばれている「池田屋」さんへと行ってきました。

この記事では

・お店での体験をショートエッセイにしています(情報のみ知りたい方は目次からスキップできます)
・メニューや感想などの詳細が分かります

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エッセイ

池上という街は、なんて清らかな街なのだろうか。
心がザワザワしている時、都会の喧騒にくたびれた時、決まって池上へと足が向いている。

この街に住んでいる人々は、そこはかとなく落ち着いているように感じる。
そんな雰囲気を肌で感じていると、なぜだか自分のザワザワした心もいつの間にか落ち着きを取り戻しているから不思議だ。

同じ区内なのに、おとなりの蒲田とは全く違った雰囲気。
本門寺の長い階段を登りそこから街を見下ろす時、特に何かを成し遂げたわけでは無いのに、スッキリと大きな達成感に包まれる。

さて、池上に来ると参道で目に入るのが立て続けに並ぶ久寿餅のお店。
今日はその中の一軒「池田屋」へとやってきた。

先日、木枯らし1号が吹いたばかりの東京はだんだんと本格的な寒さになってきた。
この日も風が冷たく、頬や指先が冷え切ってしまっている。

夫と二人で久寿餅を食べよう。と話していたが、寒さに耐えきれず一つはおしるこを注文することに。

寒い日にいただくおしるこは絶品である。
程よく塩気が効いた餡子。香ばしい焼き目が付けられたお餅は、とろりと口の中で溶けていく。温かな湯気に伝って身体に入ってくる甘い香りに、心がゆるんでいくようだ。

久寿餅も忘れてはいけない。

このお店は驚くほど大きなピッチャーに黒みつが入って提供される。
それはもう、水と間違えるほどの大きさだ。
好きなだけかけて良いと言われると、かけ過ぎてしまうのが人のサガ

テカテカな黒みつをたっぷりかけて味わう久寿餅は背徳感がありつつも、その滋味深い味わいにうっとりする。

池田屋の久寿餅は軽く歯切れが良い。同じ久寿餅でも店によって特徴があって、それを比べるのもまた楽しい。

こういう楽しみができるようになった自分、ずいぶんと大人になったなぁ。

温かなお茶をすすりながら、静かな時間を贅沢に楽しむ。

最近はどこか急ぎ足で、こんな風にぼーっとする時間も取れていなかった。
池上に来ると「何もせず、自分と向き合う穏やかな時間」を取り戻せる気がする。

私はほんとうにこの街が好きだ。

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池田屋について

長い歴史を持つ池上の久寿餅屋 御三家のひとつ

池田屋 看板

池上本門寺と長い歴史を共にしてきた、池田屋。
その創業は、なんと元禄時代(1688~1704年)

元禄時代は五代将軍・徳川綱吉が幕政を行っていた時期にあたります。
とても長い年月、この地で愛され続けてきたんですね。

ちなみに、池上の久寿餅御三家は今回ご紹介する「池田屋」を含め、元禄9年創業の「藤乃屋」、宝暦2年創業の「浅野屋」

この三店舗で御三家と言われています。

アクセス・お店の外観

■マップ

お店があるのは東急池上線「池上駅」から徒歩5分ほどのところ。

池上本門寺からは、駅に向かって真っすぐ進み右手に見えるのが池田屋さんです。

池田屋 店構え

重厚感ある店構え。
お店はガラス張りになっているので、中の様子が伺えて入店しやすい雰囲気になっています。

池田屋 店外のメニュー

外には喫茶のメニューが張り出されています。
久寿餅もほかにも、おでんや茶飯などがいただけるようです。

入口は二つあり、どちらからも入店ができます。

池田屋 ショーウィンドウ

ショーウィンドウに置かれていた、ちんまりした干支の動物たちが可愛らしかったです。
ちゃんと今年の干支が一番上に来ていて、順番通りに並んでいるのも微笑ましいですね。

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久寿餅は一人前から販売しています

池田屋 お土産の商品

お土産用の久寿餅は一人前から購入ができます。
きなこ、黒みつもセットになっていますよ。

久寿餅の値段一覧
価格(税込)きなこ黒みつ
1人前450円1個小1個
2~3人前850円3個1個
3~4人前1,250円4個2個
4~5人前1,650円5個2個
7~8人前2,200円7個3個
10~12人前3,500円12個6個

賞味期限は常温保存で6日間です。(開封後は2日)
固くなるので、冷蔵庫での保存はおすすめしていないとのこと。

真空パックで販売されているので、長めに日持ちがするのが嬉しいポイントです。

お土産用の久寿餅は入店しなくても、路面に面した店外の窓口から購入することができます。

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喫茶のメニュー

池田屋 お品書き 単品メニュー
メニュー抜粋

・久寿餅(きなこ/黒ゴマきなこ) 700円
・クリームあんみつ 950円
・みつ豆 850円
・おしるこ 700円
・コーヒー(ホット/アイス) 500円
・オレンジジュース(お子様用) 150円

メインの久寿餅のほか、あんみつやところてんなどもあります。
ドリンクは瓶ビールもありました。

池田屋 ミニ膳メニュー
ミニ膳 1,250円

ミニ久寿餅、ミニところてん、ミニクリームあんみつに好きなメニューを追加できる「ミニ膳」は、あれこれ色々楽しみたい方におすすめ。

池田屋 ごはんものメニュー

茶飯やおでんに久寿餅を合わせたセットなど、しっかりとした食事も楽しめます。
茶飯は卵かけご飯やお茶漬けにして楽しむこともできるみたいです。

池田屋 店内

店内は広々としていて、落ち着いた雰囲気。
近所の方や、近隣のお寺にお参りした後にいらっしゃった方の来店が多いようです。

ベビーカーでの入店もしやすく、お子様用のハイチェアの貸し出しもありました。

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もっちりした絶品の久寿餅。たっぷり黒みつが嬉しい

この日は久寿餅と、肌寒かったのでおしるこを注文しました。

池田屋 久寿餅きなこかけ
久寿餅 きなこ 700円

たっぷりのきなこがかけられた久寿餅。
別添えの黒みつをかけていただきます。

運ばれてきた黒みつの大きさにビックリ…!

池田屋 かけ放題の黒みつ

大きな入れ物にたっぷり入っています。
これは、欲張ってかけすぎちゃうなぁ…!笑

池田屋 久寿餅に黒みつをかけているシーン
たっぷりかけていただきます
池田屋 久寿餅箸上げ

歯切れよく、ぷるぷるっとした食感が楽しめます。
あまーい濃厚な黒みつも美味しくて、まんまと追い黒みつしてしまいました!

6切れ乗っているので、軽いおやつ程度なら二人で一皿でも満足できるかもしれません。

池田屋 おしるこ
おしるこ 700円

サラリとしたおしるこ。
あんこはほんのりと塩気を感じて、甘味とのバランスが非常によかったです。

池田屋 おしるこ 中のおもち

香ばしく焼き目が付けられた丸餅が二つ入っています。
温まってトロッとした食感のおもちは、一口サイズで食べやすいのがいいですね。

おしるこには塩昆布がついていて、摘まみながら食べると最後まで甘さに飽きることなく楽しめました。

寒い日のおしるこって、どうしてこんなにも美味しいのでしょうかね…!

池田屋 サービスのお茶

そういえば、サービスで出していただいたお茶も大容量だったんですよ。
あたたかなご厚意に甘えて、ゆっくりさせていただきました。

冷え切った身体が内からじんわりと温まって、幸せな時間を過ごすことができました。
ごちそうさまでした。

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おすすめポイントまとめ

池田屋 暖簾
おすすめポイント

・池上を代表する久寿餅のお店
・お土産の久寿餅は一人前から購入できる
・黒みつかけ放題が嬉しい
・ご飯ものも楽しめる

本門寺と共に長い歴史を刻んできた池田屋。
1週間程度日持ちするので、手土産にもオススメです。

池上にいらした際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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店舗詳細

■マップ

【店舗名】池田屋
【住所】東京都大田区池上4丁目24−1
【アクセス】東急池上線 池上駅から徒歩約5分
【電話】03-375-10154
【営業時間】9:00-18:00
喫茶 10:00-17:00(L.O.16:30)
【定休日】不定休
【支払い方法】現金、PayPay
【イートインスペース】2名掛け2卓、4名掛け3卓(子ども用ハイチェアの貸出し有り)
【公式情報】https://kuzumochi-ikedaya.cafe.coocan.jp/index.html
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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今日という日があなたにとって素敵な一日になりますように。

また次回の更新でお会いできると嬉しいです!

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