こんにちは。『ぽかぽか まわり道』を運営しているぺろみ (@pokapoka_peromi) です。
今回は東京都大田区の大森にある【タケウチ製パン】さんへ行ってきました。
地域で長い時間愛されるパン屋さんに行くと、パンの他にも心温まる何かすごいパワーをもらえるような気がします。
以下、その様子をショートエッセイと共にお届けします。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
エッセイ
一度目にしたら頭から離れない『うまさ… …はずむ』の特徴的な看板。
店名の看板は植木に隠れてよく見えない。
なんて不思議なお店なのだろうか。
こんなものを目にしたら気になってドアをくぐりたくなってしまう。
入ると明るい声をかけてくれる店員さん。
お店の広さは、お世辞にも広いとは言えないが、ひとつひとつ丁寧にラップやビニールに包まれたパンが端から端までずらりと並ぶ。
シンプルなジャムやピーナッツバターなどのコッペパンにも心を奪われる。
幼少期、似たような小さな家族経営のパン屋さんでよくシンプルなコッペパンを買ってもらっていた。
行く前に祖母がパン屋に電話をかけると、出来立てを用意して店番のおばあちゃんが待ってくれていた。
私は決まってピーナッツバター。祖母はいちごジャム。
それを一口ずつ交換しながら、淹れてもらったココアと共に頬張っていた。
不覚にもそんな遠い記憶を思い出し、胸がキュンとした。
そんなレトロな雰囲気がただよう昔懐かしいお店は〔タケウチ製パン〕。
色とりどりの惣菜パンがずらりと並ぶ姿は圧巻の様だ。
今回はこの店一番人気のきゅうりドックをお持ち帰り。
食パンではなくコッペパンにきゅうりサラダがパンパンに詰まっている。目新しいのにどこか懐かしい。
なんだかすごいお店に出会ってしまった。そう確信した。
…また必ず来よう。
どうかこのパン屋にはいつまでも、うまさをはずませ続けてほしい。
〔タケウチ製パン〕アクセス・外観
最寄り駅は、京急本線の梅屋敷駅。
駅を出たらすぐ見える【ぷらもーる梅屋敷商店街】ではなく、第一京浜を横断した先にある【梅屋敷東通り商店街】が今回の舞台。
商店街を進んだ先に見えてくるのが、このインパクトのある うまさ…はずむ♪ の看板。
はじめて見かけた時は思わず二度見してしまいました。
これこそレトロポップというのではないでしょうか。
お店の大事な名前の看板も植木に隠れている。
この時点で、なんだか無性に気になる忘れることのできない存在になってきたのではないでしょうか。
〔タケウチ製パン〕店内・メニュー
店内はそこまで広くはないのですが、手作りのどこか懐かしいパンがずらーっと並びます。
特に総菜パンの種類の豊富さに感動を覚えました。
サラダ系のサッパリめのものから、お肉の入ったガッツリ系のものまで、多くのラインナップが顔を並べています。
そして何よりもお値段がリーズナブル。
ふらっと寄り道がてらに入って、おやつ感覚で購入するのにももってこい。
オシャレなパン屋さんも素敵だけれども、こういう地域に密着したやさしいパン屋さんが私は大好きです。
〔タケウチ製パン〕購入品
今回はお店で一番人気だというきゅうりドックをお持ち帰りしました。
きゅうりドック 200円
小ぶりなコッペパンにシンプルなきゅうりと玉ねぎのサラダが挟まっています。
自家製のマヨネーズで和えられたサラダは、程よい塩味にシャキシャキの野菜がしっかり絡み合っていて素朴でやさしい味わい。
コッペパンは持った瞬間に分かるほどにフワッフワで小麦の甘味が強く感じられます。
サラダはもちろんですが、このコッペパンがとにかく美味しい。
これは他のシンプルなコッペパンのメニューも試してみたくなるなぁ。
どちらの主張も強すぎず、甘味と酸味が混ざり合って素敵なマリアージュを楽しみことができました。
サラッと食べられるから、蒲田でお酒飲んだ後にもいいかもしれませんね。
〔タケウチ製パン〕店舗詳細
【店舗名】タケウチ製パン |
【住所】〒143-0014 東京都大田区大森中2丁目15-2 |
【電話】03-3764-6578 |
【営業時間】7:00~18:30 |
【定休日】月曜 |
【支払い方法】現金、QRコード決済 |
【駐車場】無 |
【イートインスペース】無 |
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今日という日があなたにとって素敵な一日になりますように。
また次回の更新でお会いできると嬉しいです!
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